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GIMP にはいたるところにメニューがあります。 この章の目的は、 画像ウィンドウのメニューで呼び出せるコマンドの解説です。 画像メニューは画像ウィンドウのメニューバーをクリックするか、 キャンバスを 個々のダイアログの説明 のなかで解説しています。
でクリックすると開きます。 そのほかダイアログに付属する脈絡メニューやそのメニュー項目は、Script-Fu や Python-Fu のスクリプトを追加したり動画プラグインなどを GIMP に導入した場合、 このメニューバーに新たに別のメニューが加わることもあります。
GIMP のインターフェースはその特定部位をマウスの
でクリックするといろいろな機能が入っている脈絡メニューが開きます。 脈絡メニューが出てくる部分はつぎのとおりです。画像ウィンドウのキャンバス内を
でクリックすると画像ウィンドウのメニューが呼び出せます。 メニューバーを隠してフルスクリーンモードで作業しているときはこの方法が便利です。レイヤーダイアログのレイヤーやチャンネルダイアログのチャンネルなどは
でクリックするとそのダイアログの脈絡メニューが呼び出せます。画像ウィンドウの左上のメニューボタンをクリックしたり、 F10 キーを押してもメニューが呼び出せます。
タイトルバーを
でクリックするとメニューか何かの機能が呼び出されますが、 これは GIMP に属したものではなく、 お使いのコンピューターのウィンドウマネージャーの機能です。GIMP の一部のメニューには面白い特徴が備わっています。 各ダイアログの脈絡メニューや画像ウィンドウメニューのサブメニュー ( の印がサブメニューのあるメニュー項目の右端についていることで判る) はもちろん、 キャンバスを
でクリックすると出てくる親メニューは、 呼び出すとその上辺に破線 (切り取り線) がつきます。 この破線をクリックするとこのメニューは切り離され補助ウィンドウになります。切り取られたメニューは実質的に独立しています。 これは常設になり、 現在活性化している画像にその機能が適用されます。 画像がすべて閉じられてもそのメニューは残ります。 このウィンドウ化したメニューを閉じるには再び破線をクリックするか、 お使いのコンピューターのウィンドウマネージャーのウィンドウを閉じる機能 (よくある例はタイトルバーの端の「×」印をクリック) を利用します。
この切り取りメニューはシングルウィンドウモードでも作成できますが、 メニュー項目をクリックした途端に主ウィンドウが手前に出てきて切り取りメニューを隠してしまうのでマルチウィンドウモードほどには使い勝手がよくありません。