インデックス化カラーモード の項をご覧ください。
コマンドは画像をインデックス化カラーモードに変換します。 詳しくは用語集の「インデックスカラーに変換」ダイアログを開きます。
コマンドは最適パレットを生成: このオプションを選ぶと、 既定値なら GIF 形式の従来からの最大色数 256 [(画像にアルファチャンネルがあるときは 255)] 以内で一番画像に適したパレットを生成します。 最大色数 はそれよりも小さい値に変更可能ですが、 グラデーションのような滑らかな色変化のある場所では望ましくない結果になりがちです。 こんなときはディザリングを併用するとある程度は望ましからざる効果を減らせます。
ウェブ用最適化パレットを使用: ウェブブラウザーに適したパレットを使用します。
モノクロ 2 階調 (1-bit) パレットを使用: このオプションを選ぶと白と黒の 2 色だけを使用した画像が生成されます。
カスタムパレットを使用: このオプションではボタンをクリックして一覧表からパレットをひとつ選んでください。 ちなみに「Web」パレットとはディザリング不要な 216 色の ウェブセーフカラー パレットです。 これはもともと Netscape™ 社が提唱したパレットであり、 Mac と PC の両方で同等な発色が可能な色の取り合わせになっており、 しかも Internet Explorer 3 でも扱えるようになっていました。 MSIE はバージョン 4 以降、 212 色のパレットを扱います。 色の同等性をすべてのプラットフォームで確保する課題はいまだ解決しておらず、 その見込みもありません。 少なくとも文字が明るければ背景を暗くし、 あるいは文字を暗く背景を明るくするべきですし、 色に頼って情報を伝えようとしてはいけません。 ウェブ用ページを作成されるときにはこの 2 つの基本をいつも意識してください。
色数の少ない画像をインデックス化カラーに変換すると実際は使われていない色がパレットに含まれてしまうことがあります。 未使用の色をカラーマップから削除 オプションを有効にするとそのような色はパレットから削除されます。
インデックス化カラー画像が使える色数は 256 色以下なので、 [変換前の]元画像にあった色のいくつかはパレットに加えられません。 そのため画像が部分的に染みかつぎ当てのように見える不自然な色斑ができてしまいます。 このようなインデックス化カラーパレットの副作用を修正するためにディザリングオプションがあります。
ディザリングフィルターはパレットに無い色の代わりに、 パレットにあるいくつかの同系色を画素単位の細かさで散りばめて近似します。 ちょっと離れて見ればあたかも新しい色が使われているような印象を与えます。 より詳しくは用語集の ディザリング の項をご覧ください。
ディザリングフィルターは 3 種類あります。 色ディザリング ではそのいずれかか選べます。 どのフィルターがどんな効果を画像にもたらすかは予測がつきませんので、 全部のフィルターを試してその画像に最適なものを見付けるしかありません。 ただし フィルターはアニメーションできる画像によく適しています。
を含めGIF 画像の透明度は 1 ビットに符号化されるので透過するかしないかのどちらかになります。 にもかかわらず半透明の偽装が可能な 透明部分のディザリングを行う オプションがあります。 ただしこれよりも 半統合 プラグインのほうがより良好な仕上がりになります。
注記 | |
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インデックス化カラー画像のパレットは カラーマップダイアログ を使って編集できます。 |