選択範囲から引く コマンドは活性レイヤーのレイヤーマスクを選択範囲に変換し、 これを既に画像にある選択範囲から除外します。 [選択範囲がなかった場合は何も起こりません。] レイヤーマスクで白く表されている部分が選択範囲となり、 黒く塗られている部分は選択範囲外です。 灰色の部分はぼかしの入った不完全選択に変換されます。 このコマンドはレイヤーマスク自体を加工することはありません。
画像ウィンドウのメニューより レイヤー → レイヤーマスク → 選択範囲から引く
図16.98 レイヤーマスクを「選択範囲から引く」様子
右は元画像。 選択範囲がある。 中央はレイヤーダイアログの様子。 上の活性レイヤーのレイヤーマスクは「レイヤーのアルファチャンネル」初期化オプションによって追加されたもの。 右は 選択範囲から引く コマンドを適用した結果。 活性レイヤーのマスクで完全透過でない部分をもとに作成された選択範囲がもとからあった選択範囲から引かれる。