このメニュー項目は以前の版のGIMPでツールボックスメニューバーにあった
メニューの代わりに作られました。 ツールボックスメニューは他にもロゴ作成やボタン画像作成、 パターン生成をするたくさんのメニューがありました。これらのコマンドはシステムの機能を呼び出しますので、 お使いのシステムによっていくぶんふるまいが異なります。
選択範囲を コピー すると写し取られた選択範囲はクリップボードに入ります。 これを利用して新しい画像が作成できます。
このコマンドは 画像をクリップボードから生成 コマンドと同じはたらきをします。
メニューのキーボードの Print Screen キーを押すと画面の表示が画像となってクリップボードに取り込まれます。 この機能は次に述べる スクリーンショット ダイアログで 画面全体 のスクリーンショットを撮る機能と同じです。 Alt+Print Screen キーの組み合わせなら活性ウィンドウだけをその装飾枠も含んだ表示から画像を作成しクリップボードに取り込みます。
コマンドはダイアログを開きます。 ダイアログは2つの部分に分かれています。
マウスポインタが照準点の姿になったら、 撮影したいウィンドウをクリックしてください。 新しい画像が作成され画像ウィンドウで開かれます。 このとき ウィンドウのデコレーションも含める オプションにチェックが入っていない場合はタイトルバーやウィンドウ枠が除かれます。 [上図がその例です。]
これは吹き出しメニューなどポップアップするウィンドウを撮り込むときに役立ちます。 メニューなどを引き出す余裕の時間として「待ち時間」が必要になるはずです。
マウスポインタを含める オプションを有効にするとマウスポインタの姿も撮り込まれます。 マウスポインタだけはもう1層のレイヤーになりますので、 あとから画像内で位置を変更できます。
マウスポインタが照準点の姿になったら、 画面上で任意の位置からクリックしてドラッグすると矩形枠ができます。 マウスボタンを放したときの矩形内の画面が撮り込まれ、 新しい画像ウィンドウで開かれます。
画面全体のスクリーンショットを撮る場合は待ち時間が経過すると自動的に撮り込まれます。 それ以外の範囲を選んだときは待ち時間が経過するとマウスポインタが照準点の姿に変わります。
この項目はスキャナやカメラなど撮影して画像を作成するデバイスをシステムに導入されている場合にのみ出現します。
撮影ができるデバイスの種類はここで説明しきれないほど豊富にあります。 幸いどれもかなり直観的に使えます。 上の例図ではスキャナかウェブカムが利用できることがわかります。