ファイルの開き方 の節以降をご覧ください。
コマンドはファイルブラウザダイアログを開きますので、 ハードディスクなどの記憶装置や外部メディアに収められた画像から目当てのものを探し出して選んでください。 このほかにも、 ときとしてもっと簡単なファイルを開く方法があります。このブラウザはよくあるファイルブラウザですからほとんど言葉通りのはたらきをします。 それに加えてつぎのような特徴的な機能があります。
アイコンボタンをクリックすると開きたい画像ファイル名のパスを直接入力できる 場所 文字入力欄が現れる状態に切り替わります。
キーボードショートカット Ctrl+L も同じく入力欄の有無を切り替えます。
場所 記入欄でファイルの経路名 (パス) を指定できます。 パスを省略した場合は選んだファイルの名前が表示されます。 また、 ファイル名の最初の数文字だけを記入する方法もあります。 すかさず自動補完が作動し、 その文字に続く可能性のあるファイル名が表示されます。
検索 機能 (後述 (4)) を利用してファイルやディレクトリを探しているときは、 表題が 検索 に切り替わり、 この記入欄に探したい名前を書き送ることになります。
現在居るフォルダまでの経路名が表示されます。 経路名 (パス) の各層はボタンになっていて、 クリックするとその位置まで移動できます。
検索 機能を使うと探したいファイル (またはディレクトリ) の名前がうろ覚えでも検索できます。 検索 の行をクリックしたら、 上の記入欄にファイル名を全体もしくは一部だけ書き込んで、 Enter キーを押します。 するとその語句を名前に持つファイルやディレクトリのうち現在居るディレクトリ内にあるものが中央部 (7) に列挙されます。 残念ながらその出力結果はファイル形式 (10) を絞って表示させることができません。
最近使ったファイル 言葉通りです。
ここから主なフォルダや記憶デバイスに跳べます。
このブックマークにフォルダを追加するには、 中央パネルでフォルダを選んでから
ボタンをクリックするか、 そのフォルダを でクリックして出てきたメニューから を選びます。 ブックマークで不要なフォルダはその項目をクリックして開いてから をクリックすればリスト上から削除できます。選ばれたフォルダの内容がここに表示されます。 フォルダとファイルが並んでいますが、 フォルダの項目をダブルクリックするとそのフォルダに移動できます。 ファイルの項目はクリックで選択してから
ボタンをクリックするか、 そのファイル項目をダブルクリックすれば開けます。 ただし画像ファイルしか開けません。中央パネル内のフォルダ項目を
でクリックすると下図のような脈絡メニューが現れます。中央パネルで選ばれたファイルが画像ならばその見本が プレビュー パネルに表示されます。 画像が GIMPで作成されたものならファイルの大きさや解像度、 画像構成がプレビュー画像より下に表示されます。
ヒント | |
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画像を他のプログラムで変更した場合は、 「プレビュー」ウィンドウをクリックすれば見本画像を更新できます。 |
ボタンをクリックすると中央パネルで選択されているフォルダをブックマークに追加できます。
ブックマークで不要なフォルダはそのフォルダを選択してから
ボタンをクリックすれば削除できます。通常は中央パネルに並ぶファイルをGIMPで扱える画像に限定できる
を選ばれていると思います。 このほか も選べますし、 GIF画像やJPEG画像やPNG画像のような何らかのファイル形式に絞って表示させる方法もあります。ファイルタイプを選択: GIMPはファイル形式を自動判別できますので、 ここは無視して構わない場合がほとんどです。 めったにないことですが、 ファイルの拡張子はおろかファイルに埋め込まれたマジック情報でさえもGIMPがファイル形式を判定するのに不十分な場合があります。 そうなってしまうときにこのリストで指定できます。