フィルターは活性レイヤーのアルファチャンネルに砕け散ったような木彫効果を加えます。 付加的にドロップシャドウが画像に追加が可能です。 活性レイヤーに描かれている内容はアルファチャンネルの形だけが生き、 他の情報は無視されます。
警告 | |
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画像は常に活性レイヤーの寸法と同じ大きさに変更されます。 |
このフィルターはさきに掲げた[縁だけ表面が砕けた]ロゴを作成する「かじり取り」 Script-Fu ロゴスクリプトから派生しました。 ロゴスクリプトは画像ウィンドウのメニューの → → → にあります。
このオプションはかじり取られる領域の大きさを変えます。 ただしこの「切り欠け量」はその領域の大きさをピクセル単位で設定するものではありません。 バンプマップ生成のため適用される 拡散 フィルターの最大不規則拡散量として扱われます。 値は 0 から 200 までの範囲です。
ここで設定された値は ガウスぼかし フィルターの「半径」として、 バンプマップのレイヤーをぼかすために使われます。 値は 1.0 から 100.0 までの範囲です。
このオプションを有効にすると バンプマップ は反転されるため盛り上がる部分はへこみとなり、 画像は彫られたように見えます。
このオプションを有効にすると活性レイヤーの下に新たに置かれたレイヤーに ドロップシャドウ がさします。
初期設定では バンプマップ はかじり取り効果のために適用されたあと削除されますが、 このオプションを有効にするとバンプマップは撤去されず不可視状態で残されます。
このオプションを有効にするとこのスクリプトが追加した背景レイヤーは パターン にて指定したパターンで埋め尽くされます。 無効の場合は白く塗りつぶされます。
背景レイヤーを削除するかどうかを指定します。 このオプションは初期状態では有効になっています。 もちろんあとから レイヤーダイアログ で操作してそのレイヤーを削除もしくは不可視にする方法もあります。
このオプションは縮小見本があり、 クリックしたまま待つと拡大表示できます。
ボタンをクリックするとパターン変更ダイアログが開かれ、 他のパターンも選択できます。初期状態でのパターンには「Burlwood」が選ばれています。 このパターンとは別にスクリプトの作者が 「Dried mud」、 「3D Green」、 「Slate」 の 3 種類のパターンを使う例を提案しています。
かじり取り効果がうまれるまでに、 フィルターは
新たなレイヤーで アルファチャンネルから選択範囲を生成 して
その選択範囲を白く塗りつぶし、
画素を 拡散 させ、
レイヤーに ガウスぼかし を適用します。
このレイヤーは立体効果をつくるときの バンプマップ として利用します。