GIMP では画像上の選択範囲をパスに変換できます。 またパスから選択範囲へも変換できます。 選択範囲についての情報とその働きについては、 選択範囲 の節をご覧ください。
選択範囲をパスに変換すると、 パスは点滅破線 (「蟻の行進」) に沿ってひかれます。 ところが選択範囲は二次元の構造を持っているのにパスは一次元のため、 選択範囲からパスへの変換にはどうしても情報の欠損が生じます。 実際に選択範囲をパスに変換すると不完全選択な部分 (ぼかし) の情報はすべて失われます。 パスを選択範囲に変換しなおすと、 一切か無かの選択になりますが、 これは → したのと同等です。