フィルタプラグインは画像を加工して半透明のティシュペーパーの小片で組み上げられたような画像にします。
ヒント | |
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このプラグインでは物足りないと感じはじめたら、 よりオプションの多い GIMPressionist フィルタをお試しください。 |
プレビュー オプションを有効にしておれば画像に実際にフィルタをかける前からダイアログ上で調節したとおりに即座に効果のようすが見て分かるようになっています。
タイルサイズ スライダは正方形の大きさをピクセル単位で調節できます。 これで新たに生成される画像に使われる小さな正方形のティシュペーパーの大きさを決めます。 値は 0.0 から 100.0 ピクセルまでの範囲で指定してください。
タイル彩度 スライダは描かれる小さな正方形の色の強さを決定づける値を調節します。 この小片の透明度を変化させます。 高い値を与えると描かれる正方形はとても濃く描かれ、 重なりの下側になった正方形の色が見通せなくなります。 低い値を与えると重なりの下側の正方形も透けて見えるようになり、 上側の正方形の色と混じり合って見えるようになります。 もしこの値を 0.0 に設定して 背景色を使用 を無効にしたとすると、 レイヤー全体が黒く塗られることになります。 それを有効にしてこの値を 0.0 にしてみれば、 レイヤー全体が背景色で塗りつぶされることになるでしょう。 値は 0.0 から 10.0 までの範囲で指定してください。
このフィルタは画像のすべての色から小片を作り タイル彩度 に従ってその色階調を変化させて描きます。 タイル彩度が低いときは色階調は背景色が見えるようにします。 タイル彩度を 0.0 にすれば初期設定の黒が背景に現れるのがご覧いただけます。 背景色を使用 オプションを有効にするとツールボックスの色標識に示されている背景色が使用されます。 画像にアルファチャンネルがあるときは色階調は透過もします。
ヒント | |
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このフィルタをウェブ用ページの背景画像などの作成に使うつもりなら、 ある狭い範囲の色を使って小さめの正方形の領域に不規則な塗色をしてから、 このフィルタをお好みの設定で適用したうえで、 シームレス化 フィルタを使ってタイル化できるように画像を加工するとよいでしょう。 |