ズームツールは作業を受ける画像の視覚的な拡大/縮小をする倍率を変更するためのものです。 ただ画像をクリックしただけならば、 画像全体の表示倍率を変更します。 しかもこのツールはマウスポインタでクリックしてドラッグするとズーム矩形を作れます。 ここでこの矩形を描く動作のはたらきをよく理解するにはとりあえず「ウィンドウの自動リサイズ」オプションを切っておきましょう。 さて矩形を描くとその内容画像が拡大もしくは縮小して見えますが、 画像ウィンドウの幅もしくは高さのうち描かれた矩形の長い方の辺と同じ側に対し、 その辺がぴったり収まるような倍率で伸縮して表示されていることがわかります。 例えば矩形が横長ならば幅の方が大きいので、 画像ウィンドウの幅と矩形の幅が同じになるように画像を伸縮します。
画像上でクリックする、 あるいは矩形を作る際にこのキーを押していると、 近づくズームではなく離れるズームになります。
このキーを押しながらマウス車を回転させると、 下方向の回転で縮小、 上方向の回転で拡大の表示に連続して切り替わります。
このオプションはズーム倍率の変化が起こるたびに画像ウィンドウの大きさを画像の大きさに合わせるようにするものです。
この2択切り替えは近づくズームと離れるズームからどちらかを選ぶのに使用します。
ズームツールだけが画像の表示倍率を変える方法なのではありません。 表示倍率メニュー も表示倍率を変える様々な機能を収めています。 例えば (3倍や半分などの) 単純な倍率ならばこのメニューのサブメニューにありますので簡単に変えられます。