コマンドは画像についての数多くの情報を網羅したウィンドウを開きます。
「画像の情報」ウィンドウは3つのタブに分かれています。
画像の幅と高さをピクセル単位で、 つまり 物質的な 大きさで示しています。
印刷物での画像の寸法を現在使われている単位で表示しています。 ただしこの画像の寸法は上記の物質的な大きさと画面の解像度により算出された 論理的な 値です。
画像の印刷解像度をドット毎インチで表示しています。 この値は 画像印刷解像度の設定 ダイアログで変更できます。
画像の色空間名を表示しています。
画像を収めたファイルの保管場所 (パス名) とファイル名をつなげて表示しています。 点々「…」で省略されている部分はウィンドウを横に拡げると読めます。
画像を収めたファイルの容量を表示しています。
画像を収めたファイルの形式名を表示しています。
画像の読み込みと操作履歴の記録のために費やされたRAM容量が表示されています。 この情報は画像ウィンドウのステータスバーでも表示されます。 この値はファイルサイズとはかなり異なります。 画面に画像を表示するときに圧縮を解いているのに加え、 GIMPは「やり直し」 (リドゥ) のために画像の複製もメモリ上に置くためです。
これまでに画像に加えた操作の取り消せる手数が表示されています。 操作履歴 ダイアログでその様子がよく分かります。
取り消された操作のうち「やり直し」が効く手数が表示されています。
ちゃんと数えてありますよ!
このタブでは画像とともにGIMPに読み込まれたカラープロファイルの名前が表示されます。 初期値は組込み「sRGB」プロファイルです。