7.22. レイヤーマスクの追加...

レイヤーマスクの追加... コマンドは活性レイヤーにレイヤーマスクを加えます。 このコマンドはダイアログを開きますので、 レイヤーマスクの属性をここで初期化してください。 ただし活性レイヤーに既にレイヤーマスクがある場合は、 このメニュー項目は灰色無効となっていて使用できません。

レイヤーマスクはそのレイヤーを部分的に不透明、 半透明、 透明に塗り分ける操作にとても役立ちます。 レイヤーマスクのさらに詳しい情報は レイヤーマスクを追加 ダイアログの節でご覧ください。

7.22.1. コマンドの呼び出し方

  • 画像ウィンドウのメニューより レイヤーレイヤーマスクレイヤーマスクの追加...

  • レイヤーダイアログの脈絡メニューより同名のメニュー項目

7.22.2. レイヤーマスクの追加ダイアログのご説明

図16.112 レイヤーマスクの追加ダイアログ

レイヤーマスクの追加ダイアログ

レイヤーマスクの初期化方法

このダイアログでレイヤーマスクの初期状態が選択できます。

完全不透明(白)

このオプションを選ぶとレイヤーマスクはレイヤーを一切透過させません。 つまりレイヤーマスクを追加してもレイヤーの見た目に変化は現れず、 透過効果に変化が訪れるのはレイヤーマスクに描画を行ってからになります。

完全透明(黒)

このオプションを選ぶと、 レイヤーマスクはレイヤーを全面的に透過させます。 したがって画像は下側のレイヤーや (初期設定の場合なら) 市松模様が透けて見える状態になり、 現在のレイヤーの内容が見えるようにするにはレイヤーマスクに黒以外の色を塗る必要があります。

レイヤーのアルファチャンネル

このオプションを選ぶと、 レイヤーのアルファチャンネルの内容をもとにレイヤーマスクが作成されます。 アルファチャンネル自体には変更がありませんので、 半透明の部分は透明度が倍加しさらによく透けるようになります。 レイヤーにアルファチャンネルがなかった場合は 完全透明(黒) で初期化されます。

レイヤーのアルファチャンネルを移転

このオプションは上のオプションと同じようにレイヤーマスクを初期化しますが、 レイヤーのアルファチャンネルは全面的に不透明な状態に初期化されます。 つまりアルファチャンネルにあった透過効果の情報がレイヤーマスクに移転するだけなので、 レイヤーの見た目が追加前と同じままにできる効果があります。 レイヤーの可視性は今やアルファチャンネルにはなくレイヤーマスクだけが担うようになるのです。 その真偽のほどは追加後も見た目に変化しないこのオプションの場合と レイヤーのアルファチャンネル での結果を見比べてお確かめください。レイヤーにアルファチャンネルがなかった場合は 完全透明(黒) で初期化されます。

選択範囲

このオプションは現在の選択範囲をもとに、 選択範囲内が不透明に、 選択範囲外が透明になるようにレイヤーマスクを初期化します。 [境界線だけではわからない]不完全選択の領域については クイックマスク を利用すれば見極め易くなります。

レイヤーのグレースケールのコピー

このオプションはレイヤーに描かれたもの自体を利用してレイヤーマスクを初期化します。 レイヤーにあとから描き加えるつもりがある場合にとくに役立ちます。

チャンネル

このオプションを選択すると以前作成してチャンネルダイアログに保管してあった選択マスクを利用してレイヤーマスクを初期化します。

マスク反転

ダイアログ下部の マスク反転 にチェックを入れると上記のオプションで得られる結果がいずれも反転します。 つまり透過部分は不透明になりその逆も起こります。

追加 ボタンをクリックすると実行され、 レイヤーダイアログの一覧表ではこのレイヤーの見本画像の右隣にレイヤーマスクの見本画像も表示されます。