フィルターは、 曲線を描くとその線に沿って活性レイヤーもしくはその選択範囲を変形します。 画像か選択範囲のいずれかの辺から別の辺まで徐々に曲げる変形をします。
プレビュー画面は画像に実際にフィルターをかける前からダイアログ上で調節したとおりの効果のようすを見るのに使われます。
ボタンはいつでもクリックすればその時の設定に基づくプレビューに更新します。
このオプションが有効になるとダイアログ内での操作が即座にプレビュー画像に反映されます。 計算が多くなるので処理に時間がかかるかもしれません。 特に 回転 処理が加わると顕著になります。
ここでフィルターをかける角度を設定できます。 反時計回りに 0 から 360 までの範囲があります。 初期状態では 0.0 度になっています。 この場合、 曲げ操作は画像の上辺と下辺に適用されます。 90.0 度に設定すると左辺と右辺に適用されます。
変形の過程で縁が階段状になってしまいます。 スムージング で線をなだらかにし、 なめらかに で線にアンチエイリアスをかけます。
このオプションは「Curve_bend_dummylayer_b」の名前がついた新たなレイヤーを作成して活性レイヤーとし、 そこに操作過程が反映されますので、 元のレイヤーの画像は変更されません。
この方眼図には一本の水平線が両端にノードを伴って描かれています。 初期状態では画像の上辺を示しています。 この線をクリックすると新たなノードが追加され、 それをドラッグすれば自在に曲線が描けます。 いくつでもノードは追加できます。 [削除するには両端のいずれかのノード上までそこに近いノードをドラッグしてください。]
この方眼図には上辺と下辺の 2 本だけ曲線が描けます。 一度に操作できる曲線は一本だけなので、 上部境界、 下部境界 のラジオボタンで切り替えてください。
カーブタイプ に フリーハンド を選択すると、 ノードを操作するのではなくマウスポインターで直接なぞって線が描けます。
ここで操作対象の曲線を切り替えられます。 上部境界 と 下部境界 のいずれかを選びますが、 その名前とは裏腹に意味が回転操作によって変化します。
注意 | |
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ここで切り替えて選ばれる曲線は回転によって位置付けが異なりますのでお気を付けください。 たとえば 回転 に 90 度を設定すると 上部境界 の曲線は実際は画像の左辺を表します。 |
なめらかな曲線 の場合はノードを操作します。 曲線は自動的にノードに沿ってとてもなだらかに描かれます。
フリーハンド の場合は方眼図上をマウスでなぞります。 描かれた曲線が元あった曲線に置き換わります。
現在操作中の曲線と同じ形にもう一方の曲線を変更します。
現在操作中の曲線を垂直反転した形にもう一方の曲線を変更します。
上部境界 と 下部境界 の 2 本の曲線を互いに交換します。
現在操作中の曲線を水平線に戻します。
曲線を保存したファイルが選べます。 選択されたファイルから曲線が読み込まれます。
ここで設定した現在の両曲線の形状をファイルに保存できます。 拡張子は .points
です。 ファイルの実体は膨大な数値を記録した ASCII テキストファイルです。