ツールには大抵その振る舞いを調節するためのツールオプションが付いています。 選択ツールなら選択のモードが選べます。 次の種類の選択モードがあります。
置換が最もよく使われる選択のモードです。 置換モードでは既存の選択範囲が解消され新たに作った選択範囲で置き換わります。
追加モードは既存の選択範囲に新たに作成した選択範囲を足します。 Shift キーを押しながら選択範囲を作成するときも一時的な追加モードとなります。
除去モードは既存の選択範囲から新たに作成した選択範囲を引きます。 Ctrl キーを押しながら選択範囲を作成するときも一時的な除去モードとなります。
交差モードは既存の選択範囲と新たに作成した選択範囲の共通部分だけが残ります。 Shift キーと Ctrl キーの両方を押しながら選択範囲を作成するときも一時的な交差モードとなります。
この図では矩形の選択範囲が既にできています。 自由選択 (なげなわ) ツールを起用します。 Shift キーを押しながら矩形の選択範囲にかぶるように手書きの選択範囲を描きます。 マウスボタンを放せば、 両方の選択範囲が足し合わされます。
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