「プレデター」風にするスクリプトです。 プレデター風とは映画「プレデター」[捕食者]の視覚に現れたような赤外線サーモグラフィ[熱分布画像]にも似た効果のことで、 このフィルタは画像もしくはその選択範囲に適用できます。
フィルタは画像を現在活性化している選択範囲があるときは選択範囲内にフィルタが適用されますが、 なければアルファチャンネルに適用されます (必要ならば自動的にアルファチャンネルが追加されます)。 このフィルタが最良の効果を発揮するのは画像が彩り豊かなRGB色のときです。
「プレデター」フィルタは 輪郭... フィルタを呼び出し、 オプションに「ソーベル」アルゴリズムを指定して輪郭抽出を行ないます。 このスクリプトの エッジ量 はそのソーベル処理に用いられます。 高い値を与えると読み取られる輪郭線が増えます。
ピクセル化 オプションを有効にすると画像は ピクセル化... フィルタによって単色の小さな正方形の集まりに単純化されてからプレデター処理の適用を受けます。 正方形の大きさは ピクセル量 の増減により変化しますが、 これが仕上がりに多大な影響 (後述の例) を及ぼします。
ピクセル量 スライダは ピクセル化 オプションを有効にしているときに画像を単純化するために使われる正方形のかけらの大きさを調節します。 この値を増せば実質的に画像の解像度が落ちます。 つぎの例をご覧になればピクセル量を増すと升目が大きくなって「大ピクセル化」していく様子がつかめるでしょう。
このオプションを有効にするとフィルタは現在活性化している選択範囲に適用されます。 無効の場合は活性レイヤーに適用されます。
このオプションを有効にすると活性レイヤーの複製が作成されて上に重ねられ、 元のレイヤーは変更を受けず複製側のレイヤーにフィルタが適用されます。 無効の場合は活性レイヤーに直にフィルタが適用されます。
このフィルタは処理の根幹を2、3種の他のフィルタに任せているため、 使用しているアルゴリズムはつぎのようにとても単純です。