フィルタはアルファ域に白熱した金属の輝きをつけます。 アルファ域とは活性レイヤーの半透明や不透明な部分からなる領域のことです。
このフィルタは輝くようなロゴ文字 (上図参照) を作成する「白熱の輝き」ロゴスクリプトから派生しました。 ロゴスクリプトは画像ウィンドウのメニューの → → → にあります。
このフィルタは金属が温度により色変わりする様子を再現するため、 赤熱、 黄熱、 白熱の部分に塗りわけます。 アルファ域の輪郭はそれらすべての輝きがつきます。
警告 | |
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画像は常に活性レイヤーの寸法と同じ大きさに変更されます。 |
画像ウィンドウのメニューより
→ →このフィルタは活性レイヤーにアルファチャンネルがある場合に作動し、 なければメニュー項目が灰色無効となって使用できません。
このオプションは「白熱の輝き」ロゴスクリプトのフォントサイズにあたります。 アルファ域は先にこの値の大きさで境界線がぼかされ (「境界をぼかす...」 参照)、 つづいて赤や黄色や白に塗られます。 このぼかし色が熱せられた金属の効果を生みます。
背景レイヤーはこの背景色で塗りつぶされます。 初期設定では黒 (7,0,20) です。 色だまりボタンをクリックすると色変更ダイアログが開かれて、 ここで他の色も選択できます。
赤熱、 黄熱、 白熱の輝く効果をつけるために、 アルファ域は境界線がぼかされ、 薄められるに従って白から赤までの色で塗りつぶされます。
下図は「熱した金属」の色をどのように表現しているかを表しており、 実際にぼかしフィルタが使っている「効果サイズ」の幅に対する割合で塗り分けられます。
例図ではアルファ域の輪郭が輝き色すべてを通して発色していることが分かります。 これは最前面のレイヤーのモードを オーバーレイ にしてそのアルファ域を黒く塗りつぶす方法をとっているためです。 黒いオーバーレイは真っ白なところを変更しませんがアルファ域の輪郭の明るい色は暗くなり、 結果的に輪郭が現れます。