フィルタは画像をきらめかせます。 最も明るい点をしきい値の設定に従って画像に探し出し利用します。 どこに光輝がほとばしるかは予想がつきません。 しかし画像上できらめきを起こしたい位置に白い点を置く手段があります。
スライダと数値記入欄で値を設定できます。 またオプションスイッチがいくつかあります。
プレビュー オプションを有効にしておれば画像に実際にフィルタをかける前からダイアログ上で調節したとおりに即座に効果のようすが見て分かるようになっています。
このしきい値を高くするにつれきらめきの起こりうる場所が多くなります。 値は 0.000 から 1.000 までの範囲で指定してください。
この値を増すと中央の照り返しと周りの光線が大きくなります。 値は 0.00 から 1.00 までの範囲で指定してください。
これは光線の長さです。 値を減らすと小さな尖りから順に短くなってゆきます。 値は 1 から 100 の範囲で指定してください。
尖りの始点の数を 0 から 16 の範囲で指定してください。 これは大きな尖りの本数です。 同じ数の小さな尖りもでてきます。 奇数に設定すると大きな尖りからみて照り返し中心の反対側に小さな尖りが伸びます。 偶数に設定すると大きな尖りにはその反対側にも大きな尖りが伸びます。
これは一本目の尖り方向の角度を水平軸を基準に 0 から 360 の値で設定します。 特別に -1 に設定するとその値は無作為に設定されます。 きらめきの発生点にしきい値の設定によれば複数の画素が該当する場合、 そのいずれからもきらめきが演出されます。 角度を正の数に設定しておれば、 重なり合う場合もでてきます。 -1 に設定した場合はどのきらめきの方向も無作為に決められ、 たくさんの太い尖りができます。
このオプションはきらめきの濃さを 0.00 から 1.00 の範囲で設定します。 値が大きくなるにつれぎらつきます。
不透明度を減らすときらめきの色が透過し始め、 下側のレイヤーの色が見えてくるようになります。 下側に何もレイヤーがなければきらめきの色の彩度が落ちてゆきます。 値は 0.00 から 1.00 の範囲で指定してください。
乱数色相 オプションは無作為な色相変化の発生確率を設定します。 値は 0.00 から 1.00 の範囲で指定してください。
このオプションは無作為な彩度変化の発生確率を設定します。 値は 0.00 から 1.00 の範囲で指定してください。
きらめきの中心画素にそのきらめきの最も明るい画素の光度を与えますので、 結果的にはどのきらめきでも光度が増します。
画像から最も明るい画素を探す方法をとらず、 最も暗い画素を探し出してきらめき処理をしますので、 結果として暗いきらめきができます。
最も明るい画素にきらめきを発生させるのではなく、 画像の4辺を無数のきらめきで縁取ります。
きらめき中心の色をここで変更できます。 ここで選ばれた色はスクリーンモードで描画 (反転 を指定している場合は乗算モードで描画) されます。 「自然色」は元画像の明るい画素の色をそのまま利用します。