8.21. エイリアンマップ...

8.21.1. 概観

図15.162 エイリアンマップフィルタの使用例

エイリアンマップフィルタの使用例

元画像

エイリアンマップフィルタの使用例

フィルタ適用後


このフィルタは三角関数を用いて画像の色をまるで別の色に置き換えます。 エイリアンマップ...RGBHSV 色モデルの画像でのみ作動します。

8.21.2. フィルタの呼び出し方

画像ウィンドウのメニューより マップエイリアンマップ...

8.21.3. オプション

図15.163 エイリアンマップフィルタのオプション

「エイリアンマップ」フィルタのオプション

プレビュー

縮小見本画像が表示されフィルタの設定操作を即座に反映します。

モード

作業に使う色空間はラジオボタンで RGB カラーモデルHSL カラーモデル からいずれかを選んでください。

右側に並ぶ …チャンネルを変更 チェックボックスで操作対象に含めたいチャンネルを指定してください。

6つのスライダ

いずれのチャンネルでもスライダと数値記入欄やその小さな上下矢印を操作して、 sin関数とcos関数の周波数 (0.00から5.00) や位相変位 (0.00から360.00) を設定できます。

周波数 をおよそ 0.3 から 0.7 に合わせるとサインカーブはほぼ直線的な関数曲線になり (つまり元画像とほぼ同じ配色になり)、 暗さが増すかあるいはコントラストが強まるだけの変化となります。 周波数を上げるにつれて画素の色変換が多彩になりますので、 画像はもっとエイリアンぽくなります。

位相変位 は色変換をずらします。 0 度と 360 度は同一のsin関数です。 90 度はcos関数です。 180 度はsin関数の正負を反転し、 270 度はcos関数の正負を反転した形になります。