5.7. GEGL 操作

図14.181 GEGL 操作ツール

GEGL 操作ツール

GEGL (Generic Graphical Library) はグラフ形式のデータ構造からなる画像処理ライブラリーです。 GIMP に必須の様々な画像処理を受け負わせることを念頭に開発されました。

GEGL 操作ツールは元来 GIMP 開発者が実験的に試すためのツールとして GIMP 2.6 の登場よりつけ加えられました。 GEGL 操作ツールを使えばキャンバス上でプレビューしながら GEGL 操作を画像に適用できます。

GIMP-2.10 is nearly fully ported to GEGL. You will find here some operations that still are experimental.

5.7.1. 呼び出し方

画像ウィンドウのメニューより ツールGEGL 操作

5.7.2. オプション

図14.182 GEGL 操作ツールのツールオプション

GEGL 操作ツールのツールオプション

どの操作も選択されていない状態の GEGL 操作ツール


操作

この選択リストをクリックして選んだ操作が、 あれば活性選択範囲に、 なければ活性レイヤーに適用されます。

数々の操作のうちいくつかは、 活性選択範囲もしくは活性レイヤーを塗りつぶすだけの color のような非常に基本的な操作である一方で、 その他の操作には fractal-explorer のようにちょうど下塗りフィルター が行なうようなかなり複雑なパターンを生成するものもあります。

このツールは実験用ですので作動しないものや GIMP を異常終了させる操作さえもあることをご了承ください。 またそういう状況に照らせば GEGL が実験段階を脱する前にこの場で各操作について細かく説明しても意味がありません。

操作設定

選んだ 操作 によって操作に関する設定は変わります。

図14.183 操作設定の例

操作設定の例

ガウスぼかし を選んだときの GEGL 操作


選択した GEGL 操作のオプションのはたらきがその名前からは判別し辛いとき (たとえば color 操作の Color オプションの機能を知りたいとき) は、 操作と同じ名前の非 GEGL ツールを[ 英語版の GIMP で]見てみましょう。 たとえば fractal-explorer 操作と同じような名前で同じようなはたらきをするオプションが フラクタルエクスプローラー フィルターにもあります。

気の利いたプレビュー機能がありますから、 オプションをいろいろ調整して即座にその影響を見ながら試行錯誤する方法でも結構です。

プレビュー

初期設定どおりこのオプションにチェックを入れておくとキャンバス上で見られるプレビューが有効になり、 オプションを調整すれば即座に処理され表示されます。 実際に画像へ操作を反映させるには OK ボタンをクリックしなければなりません。

ツールダイアログのボタン

リセット

このボタンをクリックするとオプションの値が初期設定に戻されます。

キャンセル

このボタンをクリックすると GEGL 操作ツールが解除され、 画像は変更されません。 ツールダイアログウィンドウの隅にたいていはついている閉じるボタン× (ウィンドウマネージャーが提供) を使ってウィンドウを閉じても同じ結果になります。

OK

選択した操作を画像に反映させるにはこのボタンをクリックする必要があります。 同時にこのウィンドウは閉じられます。