遠近法ツールは活性レイヤーの内容や選択範囲の内容やパスの「遠近」感を変えるときに使います。 画像上でクリックすると、 プレビュー仕様の選択に従い矩形の枠もしくは格子線が選択範囲を囲んで (選択範囲が無ければレイヤー全体を囲んで) 浮かびあがり、 その 4 隅にはハンドルがつきます。 ハンドルをクリックしてドラッグすると遠近感が変更できます。 また同時に、 「遠近法」ダイアログのウィンドウが出てきて、 ここで変形を確定します。 画像上の変形対象の中心の円をクリックしてドラッグすれば、 対象部分は移動します。
注記 | |
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このツールは透視図法の規則どおりには見せ掛けきれませんので、 厳密には遠近法ツールではありません。 むしろ歪斜変形ツールと書いたほうがよさそうです。 |
一般的にはこのツールを起用すると、 そのツールオプションがツールボックスの下に繋げられたウィンドウ上に現れます。 そのようなウィンドウが見あたらないときは、 画像ウィンドウのメニューより
→ → と辿れば今使っているツールのツールオプションウィンドウが開きます。注記 | |
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これらのオプションについては 変形ツールの共通オプション に説明があります。 |
Constrain handles to move along edges and diagonal.
Transform around the center point.
情報ウィンドウは遠近法変形の様子を数値で表現します。 線形写像の行列表現については英語版 Wikipedia の Transformation Matrices や、 日本語版の 線形写像 の一部で詳しく説明しています。
With this button, available since GIMP 2.10.10, you can reset the transform handles back to the original square shape, while keeping the current transformation and zoom level. This enables you to create more complex transformations by making the transformation in several steps.