乱数度 (%) オプションにより対象となる画素を減らして元画像の画素をある程度残すこともできます。
フィルターは画像があたかも溶解して底辺側にたれ下がるような効果を生みます。 ごまかす処理の対象となった画素は 80% の確率で上側の画素の値で置き換わります。 もしくは真上の画素の左隣か右隣の画素の値が使われます。 このような処理は活性レイヤーもしくはその選択範囲のすべての画素に及ぼすことができるほか、ごまかす処理の不規則性を制御します。 同じ状況で同じ乱数種を用いるとこのフィルターは全く同じ結果を生みます。 乱数種が変われば結果も違うものになります。 乱数種は数値記入欄で直に指定できるほか、
ボタンをクリックして無作為に生成させる方法もあります。乱数化 オプションを有効にすると乱数種を直に指定できなくなりますが、 その代わりこのフィルターを実行する度に新しい乱数種が自動生成されるようになります。 このオプションを無効にしている間は前回利用した乱数種が記憶されていますので再利用が容易です。
このスライダーは活性レイヤーもしくはその選択範囲における画素のうちごまかす処理の対象となる画素の割合を設定します。 値を高くするにつれより多くの画素が不規則変化をし、 元画像の面影が失われてゆきますが、 このフィルターの処理方法に理由があって、 スライダーを中程 50 あたりにしたときが一番このフィルターの真価が発揮されます。 試しに操作して御自身でお確かめください。
このスライダーでフィルターによる処理の回数を定めます。 高い値にするほどごまかす処理が多くなり、 画素の値がどんどん離れた場所に移動することにもなります。