動画は複数のレイヤーが必要となるためその容量が問題になってきます。 大き過ぎるとウェブページで使うとき厄介です。 これらの最適化フィルターはその容量を減らします。 動画では多くの部分がレイヤーを通して共通しています。 ですから同じ部分を全レイヤーに残すことはなく一度だけとし、 レイヤーは変化の起きた部分だけ残すようにします。
GIMP には
と の 2 種類の動画最適化フィルターがあります。 その成果は見た目にもほとんど違いがありません。この動画は赤い玉が垂直の杭を横切りながら落ちるさまを表した。 ファイル容量は 600 Kb。
ファイル容量は 153 Kb に減っています。 各レイヤーには赤い玉とその軌跡を背景色で塗りつぶす部分だけが残ります。 動きがなく共通した部分は透過します。
ファイル容量は差分最適化よりやや大きい 154 Kb になりますがレイヤーサイズは小さくなります。 レイヤーには赤い玉とその軌跡を背景色で描く最低限の矩形領域だけが残ります。 その他の共通部分は透過します。
元に戻す 操作だけではうまくいかないか埒があかないなら、 元画像から編集するのでよければこのコマンドを使ってみるとよいでしょう。
フィルターはレイヤーで作られた動画の最適化構造を解きます。 動画を編集したいとき、 もし