フィルターは活性レイヤーもしくはその選択範囲を加工してカートゥーン風に描かれたような仕上がりにします。 黒のフェルトペンで描き込んでから色に濃淡をつけて塗ったような感じに似ています。 原画でも周りと比べてはじめから暗いところをさらに暗くしてこのような効果を得ています。
このパラメーターはフィルターがなぞる大きさを調節します。 大きな値は黒い領域をもっと濃くしますのでできあがった画像は細部の様子がさらに失われます。 小さな値にするとペンのベタ塗りが減り細部が保たれます。 値の範囲は 1.00 から 50.00 です。
このパラメーターは画像に加えられる黒の量を調節します。 値を小さくとると着彩部分から墨ベタ塗り部分への移り変わりが滑らかになり、 暗い色の線は細くあまり目立たなくなります。 値を大きくとると線が太くなり、 暗く鋭くなります。 最大値 1.000 にすると線がエイリアス化 (ぎざぎざ) します。 ふつうは中間的な値をとれば最良の自然な仕上がりになります。