画像ウィンドウのメニューより
→ → →「色」タブではこのプラグインが文様を描くのに使う相異なる2つの色を指定します。 この2色が正弦曲線を基にした波形パターンをつくります。
フィルタは正弦曲線を基にした文様を作成し、 いくぶん波紋織の絹生地のように、 またベニヤ板な見え方になったりもします。文様の拡大縮小が X と Y の方向にそれぞれ設定でき、 波が長くなったり短くなったりします。 また正弦関数を重ね合わせてより複雑にする程度も設定できます。 高い値にするとパターンにはより頻繁に干渉や反復が現れます。
X は水平方向に、 Y は垂直方向に関連しています。 低い値にするといずれもその方向に文様が引き伸ばされ、 高い値にすると文様は圧縮されます。
このスライダは2つの色が互いに影響しあう程度を調節します。 相互作用や反復の量といえます。
乱数種 はフィルタの不規則なふるまいを制御します。 同じ乱数種を同じ条件下で使用するとフィルタは全く同じ結果を生みます。 乱数種が異なれば別の結果が出ます。 乱数種は数値記入欄から直接与えるほか、 ボタンをクリックして無作為に発行させる方法もあります。
乱数化 オプションを有効にすると乱数種の記入欄は灰色無効となって手動設定ができなくなりますが、 フィルタを呼び出すたびに無作為に新たな乱数種が自動生成されます。 このオプションを無効にしておくと最後に使用された乱数種が記憶され再び同じ乱数種が使用しやすくなります。
このオプションを有効にすると、 生成されるパターンはタイル化可能な文様になります。 例えばHTMLページの背景画像として使えば並べたとき継ぎ目が目立ちません。
これは使われる2つの色が互いに影響しあうときの処理を調整する付加的なオプションです。 ゆがめる を選んだ場合の2色間の相互作用は 典型 を選んだ場合に比べより歪んだものになります。
このタブでは文様を作るのに使われる2色を設定します。 白黒の画像にするか、 ツールボックスの色標識に示される現在の描画色と背景色で描くか、 もしくは2つの色だまりボタンでそれぞれ指定した色を使う方法があります。 アルファチャンネル スライダはそれぞれの色の不透明度を設定します。 フィルタを呼び出したレイヤーにアルファチャンネルがないときは、 どちらのスライダも灰色無効になり使用できません。
波形を生成する関数には 線形、 双線型、 波状 のいずれかを選びます。
指数 スライダは2色のうちどちらがどの程度優勢となるかを設定します。 この値を -7.5 にすると「色」タブで指定した色のうち、 白黒なら黒が、 描画色と背景色なら描画色が、 色だまりボタンでは右側の色が完全に画像を塗りつぶします。 逆にこの値を 7.5 とするともう一方の色が完全支配します。 値が 0.0 なら中立的になります。