モアレ 現象を除去するのに使えます。 このフィルタを適用する前にあらかじめとり除きたい傷みを選択範囲で囲んで孤立させ、 画像の他の部分にまで思いもよらない変更が起こるのを防いでおいた方がよいでしょう。
フィルタはスキャナでとり込んだ画像に付いてくるごみやかすり傷などの小さな傷みや、 スキャナでとり込んだ雑誌の紙面画像にかかるプレビュー オプションを有効にしておれば画像に実際にフィルタをかける前からダイアログ上で調節したとおりに即座に効果のようすが見て分かるようになっています。
画像もしくは選択範囲の内容に最適な半径の値を、 ヒストグラムを用いながら設定します。 このオプションが有効な場合は 半径 スライダの値が無視されます。 半径を直に単独で設定するよりは滑らかな仕上がりになります。
フィルタの実行を繰り返しますので効果が強く出ます。
作用窓の大きさを 1 (3×3 ピクセル) から 20 (41×41 ピクセル) の範囲で設定します。 この窓が画像[の選択範囲]内を走り廻り、 窓に入った色をならすことで画像の欠陥をとり除いてゆきます。
ここで設定した値よりも暗い画素から色をとり除きます。 範囲は -1 から 255 です。
ここで指定した値よりも明るい画素から色をとり除きます。 範囲は 0 から 256 です。