「目」のしるしがついている) を極めて精密に配置できるようになります。 とくに小さなレイヤーを多く使うアニメーション作成で効果を発揮します。 コマンドを呼び出すとダイアログが現れ、 レイヤーを揃える方式が選択できます。
コマンドによって可視レイヤー (レイヤーダイアログ上では注記 | |
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GIMP 1.2 の初期設定ではレイヤーの重なりのうち最前面のレイヤーを整列の基準に据えていましたが、 GIMP 2 の初期設定ではそれがキャンバスの輪郭に変更されました。 代わりにこのダイアログの (不可視でも)一番下のレイヤーを基準に使う オプションによって、 最背面のレイヤーが、 たとえ不可視でも、 整列の基準に使えます。 |
画像ウィンドウのメニューより
→ 。 初期設定ではキーボードショートカットがまだありません。 レイヤーが1層しかない画像でこのコマンドを呼び出してもダイアログは現れません。これらのオプションではレイヤーが移動するときのレイヤー同士の関係を調節できます。 つぎの5つの選択肢があります。
: これを選んだ水平もしくは垂直の方向では変更がありません。
水平方向基準 や 垂直方向基準 で定められた筋に揃えられます。 仮に 水平方向基準 に を選んだら、 レイヤーはキャンバスから消え去ってしまうでしょう。 でもキャンバスを拡張すればまた見えるところに入ります。 (不可視でも)一番下のレイヤーを基準に使う オプションを有効にすると背景レイヤーの左上隅に合わせてレイヤーが整列することになります。
: 可視レイヤーは水平方向基準 や 垂直方向基準 で指定したキャンバス上の位置に可視レイヤーを揃えて配置します。 いずれのレイヤーも画像上で互いに重なり合わないよう規則正しく整列します。 層順で一番上 (最前面) のレイヤーが画像の最も左寄り (あるいは上側) に置かれ、 層順で一番下 (最背面) のレイヤーが最も右寄り (あるいは下側) に置かれます。 その他のレイヤーは順番に従い以上の2つのレイヤーの間に規則正しく置かれます。 (不可視でも)一番下のレイヤーを基準に使う オプションを有効にしている場合は最背面のレイヤーの所定の境界線やその延長線から順に可視レイヤーが整列します。
; :; : このような設定ならば以上で述べた整列と逆方向であるほかは同じ作用をします。
「○から○へ順番に」オプションが使えるのは、 画像に少なくとも3層の可視レイヤーがあるときです。