5.4. 着色

着色ツールは選択範囲や活性レイヤーを色ガラスに通したようなグレースケール画像として描くためのものです。 画像をセピア調にするのに使えます。 色相、 彩度、 輝度については 色モデル をご覧ください。

5.4.1. 呼び出し方

着色ツールを起用する方法は2通りあります。

  • 画像ウィンドウのメニューより ツール色ツール着色... あるいは 着色...

  • ツールボックスのツールアイコン 。 但しこの色ツールをツールボックスに登録した場合に限ります。 ツールアイコンダイアログ をご覧ください。

5.4.2. オプション

図13.134 着色ツールのダイアログ

「着色」ツールのダイアログ

プリセット

画像の色設定の内容は追加ボタン をクリックすればプリセット一覧に保存できます。

ボタンをクリックするとつぎのメニューが呼び出されます。

図13.135 プリセットメニュー

プリセットメニュー

このメニューでは 設定をエクスポート によって現在の設定を記憶させたり、 設定をインポート によって他の画像の処理などに使った設定を再利用できます。 記憶された設定の数々は プリセットデータの編集... に進むと出てくるつぎのダイアログで管理できます。

図13.136 プリセットデータの編集ダイアログ

「プリセットデータの編集」ダイアログ

色の選択
  • 色相: スライダや入力欄でHSV色相環 (0 - 360) から色相を選べます。

  • 彩度: スライダや入力欄で (0 - 100) の値で彩度を選べます。

  • 輝度: スライダや入力欄で -100 (暗) から 100 (明) の範囲から輝度を選べます。

プレビュー

プレビュー が有効ならばすべての変更は動的に反映され即時に見られます。