GIMPではレイヤーの大きさはそれが所属する画像の大きさと必ずしも同じではありません。 キャンバスサイズより小さい場合も大きい場合もあり、 ときにはそこに描かれた内容が隠れることさえあるのです。 伸縮 させません。
コマンドはダイアログを開きますので、 活性レイヤーの新たな寸法を指定してください。 このコマンドはレイヤーの大きさを変えますが描かれた内容はダイアログが開いた直後はこれらの欄に活性レイヤーの元の寸法が示されます。 いずれの値も数値記入欄で変更できます。 両欄を結ぶ右側の鎖のしるしが繋がった姿のときはどちらかの値を変更すると縦横比を保つようにもう一方の値が自動的に変更されます。 このしるしをクリックすると鎖は解かれ、 幅と高さを個別に指定できるようになります。
既定の単位はピクセルですが、 引き出しメニューで他の単位に切り替えられます。 たとえば元の大きさの百分率を
を使って指定できます。初期設定では大きさの変更されたレイヤーは画像の左上隅に合わせて置かれます。 X と Y の数値記入欄の値により画像の左上隅からレイヤーの左上隅までの相対位置をここで指定できます。 既定の単位はピクセルですが他の単位にも切り替えられます。 ボタンをクリックすればレイヤーを画像の中央に正確に置けます。