マスクを選択範囲に コマンドは活性レイヤーのレイヤーマスクを選択範囲に変換し、 それまでに選択範囲があれば解消し置き換えます。 レイヤーマスクで白く表されている部分が選択範囲となり、黒く塗られている部分は選択範囲外です。 灰色の部分はぼかしの入った不完全選択に変換されます。 このコマンドはレイヤーマスク自体を加工することはありません。
画像ウィンドウのメニューより レイヤー → レイヤーマスク → マスクを選択範囲に
レイヤーダイアログの脈絡メニューより同名のメニュー項目
図15.96 「レイヤーマスクを選択範囲に」変換する様子
左は元画像。 選択範囲がある。 中央はレイヤーダイアログの様子。 上の活性レイヤーのレイヤーマスクは「レイヤーのアルファチャンネル」初期化オプションによって追加されたもの。 右は マスクを選択範囲に コマンドを適用した結果。 それまであった選択範囲は消去され、 活性レイヤーのマスクで完全透過でない部分をもとに作成された選択範囲で置き換わる。