選択範囲との交わり コマンドは活性レイヤーのレイヤーマスクを選択範囲に変換し、 既に画像にある選択範囲とこれとの共通部分だけを選択範囲として画像に残します。 [選択範囲がなかった場合は何も起こりません。] レイヤーマスクで白く表されている部分が選択範囲となり、 黒く塗られている部分は選択範囲外です。 灰色の部分はぼかしの入った不完全選択に変換されます。 このコマンドはレイヤーマスク自体を加工することはありません。
画像ウィンドウのメニューより レイヤー → レイヤーマスク → 選択範囲との交わり
図15.99 レイヤーマスクと「選択範囲との交わり」を得る様子
左は元画像。 選択範囲がある。 中央はレイヤーダイアログの様子。 上の活性レイヤーのレイヤーマスクは「レイヤーのアルファチャンネル」初期化オプションによって追加されたもの。 右は 選択範囲との交わり コマンドを適用した結果。 活性レイヤーの完全透過でない部分の選択範囲はもとからあった選択範囲とマスクから生成される。