2.6. 場所を開く...

場所を開く... コマンドが開くダイアログでネットワーク上の位置がURIで指定でき、 GIMPがサポートするファイル形式の画像が開けます。

2.6.1. コマンドの呼び出し方

  • 画像ウィンドウのメニューから ファイル場所を開く...

2.6.2. ダイアログウィンドウのご説明

図15.11 場所を開くダイアログウィンドウ

「場所を開く」ダイアログウィンドウ

画像を開く典型的な定式はつぎのとおりです。

file://

お使いのコンピュータに保管されている画像を開くときはこの語句とファイルのパス名をつなげて記入します。

冒頭のfile://は省略できます。 ファイルの経路名が絶対パスと相対パスのいずれでも画像が開けます。

相対パス名の基点ディクトリはお使いのオペレーティングシステムによって異なります。 主な例では、 Unix系ならば file:///home/<ユーザー名>/ のようなホームディレクトリが、 Windows™ ならば C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\My Documents\My Images\ が、 Mac OS X™ ならば /Users/<ユーザー名>/ が典型的です。

ftp://

ftpサーバ上の画像ファイルを開くときはこの語句から記入します。

http://

ウェブサイト上の画像ファイルを開くときはこの語句から記入します。

[ヒント] ヒント

インターネットのサイトを訪問したときに、 大抵のウェブブラウザは画像を 第2ボタン でクリックすると、 ポップアップメニューが出てきて リンクの場所をコピー のようなコマンドでその位置を取り込めるはずです。 そのURLGIMP場所を開くダイアログに貼り付ければ画像が開きます。

このようにインターネット上の画像も簡単にこのコマンドで取り込めますが、 著作権を尊重しましょう。 インターネット上に公開されている画像でもすべてがフリー素材だとは限りません。