サブメニューには何も指示しなくても自動的に活性レイヤーの色の配分調整をやり遂げてくれる処理コマンドが入っています。 そのうちのいくつかは実際はプラグインで実装されています。
GIMPには活性レイヤーの色チャンネルでヒストグラムの横幅を広くとる自動化コマンドがいくつか付いてきます。 明るい画素を右方向へ、 暗い画素を左方向へヒストグラムを操作して、 明るい画素をより明るく、 暗い画素をより暗くすることでレイヤーに描かれたもののコントラストを増します。
なかにはそのとき3つの色のチャンネルを等しく伸長させることで色相を変えない処理もあります。 逆に3つの色チャンネルを個別に伸長するものもあり、 これは色相が変化します。
伸長方法はコマンドごとに異なり、 仕上りの見た目もそれぞれ違います。 個々の処理コマンドがどんな結果を生むかを予想するのは容易ではありません。 お使いの処理方法を正確に理解されているなら、 同等かそれ以上の成果を レベル ツールでも再現できます。
それぞれのコマンドで処理した結果の例をこの1ページにまとめましたので、 見比べてみてください。 でも最適なコマンドは使う画像によって変わりますのでいずれのコマンドもひととおり試してみて最良の結果が得られるコマンドを探ってください。