コマンドは活性レイヤーにレイヤーマスクを加えます。 このコマンドはダイアログを開きますので、 レイヤーマスクの属性をここで初期化してください。 ただし活性レイヤーに既にレイヤーマスクがある場合は、 このメニュー項目は灰色無効となっていて使用できません。
レイヤーマスクはそのレイヤーを部分的に不透明、 半透明、 透明に塗り分ける操作にとても役立ちます。 レイヤーマスクのさらに詳しい情報は レイヤーマスクを追加 ダイアログの節でご覧ください。
このダイアログでレイヤーマスクの初期状態が選択できます。
このオプションを選ぶとレイヤーマスクはレイヤーを一切透過させません。 つまりレイヤーマスクを追加してもレイヤーの見た目に変化は現れず、 透過効果に変化が訪れるのはレイヤーマスクに描画を行ってからになります。
このオプションを選ぶと、 レイヤーマスクはレイヤーを全面的に透過させます。 したがって画像は下側のレイヤーや (初期設定の場合なら) 市松模様が透けて見える状態になり、 現在のレイヤーの内容が見えるようにするにはレイヤーマスクに黒以外の色を塗る必要があります。
このオプションを選ぶと、 レイヤーのアルファチャンネルの内容をもとにレイヤーマスクが作成されます。 アルファチャンネル自体には変更がありませんので、 半透明の部分は透明度が倍加しさらによく透けるようになります。 レイヤーにアルファチャンネルがなかった場合は 完全透明(黒) で初期化されます。
このオプションは上のオプションと同じようにレイヤーマスクを初期化しますが、 レイヤーのアルファチャンネルは全面的に不透明な状態に初期化されます。 つまりアルファチャンネルにあった透過効果の情報がレイヤーマスクに移転するだけなので、 レイヤーの見た目が追加前と同じままにできる効果があります。 レイヤーの可視性は今やアルファチャンネルにはなくレイヤーマスクだけが担うようになるのです。 その真偽のほどは追加後も見た目に変化しないこのオプションの場合と レイヤーのアルファチャンネル での結果を見比べてお確かめください。レイヤーにアルファチャンネルがなかった場合は 完全透明(黒) で初期化されます。
This option converts the current selection into a layer mask, so that selected areas are opaque, and unselected areas are transparent. If any areas are partially selected, you can click on the QuickMask button to help you predict what the effects will be.
このオプションはレイヤーに描かれたもの自体を利用してレイヤーマスクを初期化します。 レイヤーにあとから描き加えるつもりがある場合にとくに役立ちます。
With this option the layer mask is initialized with a selection mask you have created before, stored in the Channel dialog. Note: that the normal RGBA channels are not part of this list, it only lists the extra channels you have created.
ダイアログ下部の マスク反転 にチェックを入れると上記のオプションで得られる結果がいずれも反転します。 つまり透過部分は不透明になりその逆も起こります。
ボタンをクリックすると実行され、 レイヤーダイアログの一覧表ではこのレイヤーの見本画像の右隣にレイヤーマスクの見本画像も表示されます。