5.9. ポスタリゼーション

このツールは選択範囲もしくは活性レイヤーの画素の色を計量し、 元の画像の見た目の特徴を保ちながらも知能的に色数を削減できるようにつくられました。

5.9.1. 呼び出し方

このツールを起用する方法はつぎのいずれかです。

  • 画像ウィンドウのメニューより ツール色ツールポスタリゼーション... もしくは ポスタリゼーション...

  • ツールボックスのツールアイコン 但しこの色ツールをツールボックスに登録した場合に限ります。 ツールアイコンダイアログ をご覧ください。

5.9.2. オプション

図13.160 ポスタリゼーションツールのダイアログ

ポスタリゼーションツールのダイアログ

ポスタリゼーション・レベル

このスライダと両頭矢印つき入力欄に入れた数が、 活性レイヤーを描きあげるためにこのツールが使えるそれぞれのRGBチャンネルごとのレベル数 (2-256) になります。 全色数はこのレベルの組み合わせの数で決まります。 例えばレベル 3 ならば色数は 23 = 8 色です。

プレビュー

プレビュー チェックボックスを入りにすればすべての変更結果は動的に反映され、 新たなレベルの設定が即座に見られます。

5.9.3. 例

図13.161 ポスタリゼーションツールの使用例

「ポスタリゼーション」ツールの使用例

画像は4つのレベルでポスタライズされた。 ヒストグラムは4つのレベルと (白と黒を含め) 10色を示している。