左の 場所 パネルは2つの部分に分けてとらえてください。 上側の部分は今のユーザの基本ディレクトリとディスク装置 (ドライブ) が並んでいます。これらはここで加工できません。 下側の部分はブックマーク (しおり) です。 ブックマークは追加と削除ができます。 ブックマークを追加するには中央のパネル (2) でディレクトリかファイルを探し出してクリックしてから左下の 追加 ボタンをクリックしてください。 あるいは中央のパネルで選んだ項目を 第2ボタン でクリックして出てくる脈絡メニューの ブックマークに追加 コマンドでも追加できます。 ブックマークから削除するにはそのブックマーク項目をクリックしてから 削除 ボタンをクリックしてください。

中央のパネルには現在のディレクトリ内のファイルやフォルダが列挙されています。 ここでフォルダの項目をダブルクリックすればそのディレクトリに移動できます。 ファイルの項目はクリックするとファイル名記入欄 (4) にその名前が表示されます。 つぎに 保存 ボタンをクリックすれば保存できますが、 その前に名前を変更すれば別の名前で保存できます。 ちなみにファイルの項目をダブルクリックすれば直ちに保存できます。

お使いのオペレーティングシステムによってはある種のファイルやディレクトリが主に保安上の理由で表示されないようになっています。 中央のパネルを 第2ボタン でクリックすると出てくる脈絡メニューの 隠しファイルも表示 を有効にすればこれらも表示されます。

選択された画像はGIMPで扱える形式ならば プレビュー パネルに見本画像ならびにファイルの大きさと解像度や画像の構造の情報が表示されます。

画像が他のプログラムで変更を受けたときはこのパネル内をクリックすれば更新できます。

ここで新しい画像のファイル名を入力します。

	注記
	既に保存されている画像の名前を使い、 新たに作成した画像や他の画像を保存しようとするとGIMPは同名のファイルがあることを示唆します。 さらに 保存 をクリックするとそのファイルに上書きします。

この引き出しリストは先に述べた基本形のダイアログでのみ利用できます。 ちなみにこのリストにはブックマークの内容が並び、 ファイルの保管場所はそれらのうちのひとつから選べるようになっています。

ファイルブラウザ部分の左上から現在のディレクトリまでを示すボタンが並んでいます。 いずれのボタンもクリックすればそのディレクトリに移れます。

まだ存在しないフォダに画像を保存したい場合には フォルダの作成 ボタンをクリックして案内に従えば作成できます。

このメニューは規定では すべての画像 を選んでいます。 このときは中央のパネル (2) で現在のディレクトリ内のすべてのフォルダとすべての画像ファイルの名前が表示されるようになっています。 このリストを展開して表示したい画像ファイル形式を選べば表示を限定できます。

ファイルタイプを選択 ではファイルを保存するときのファイル形式を指定するようになっています。 拡張子で判別 を選ぶとファイル名の拡張子に従いファイル形式が定まります。 例えば .jpg をつけたファイルはJPEG形式で保存されます。

	注記
	画像のすべての構成物–レイヤーやチャンネルなど–を余さず保存するためにはGIMP由来のファイル形式つまり .xcf をつけたファイル名を使いましょう。